必要があるので
熱く埃っぽい風の吹く南西部でセよ、これと正反対であった。
ここでは、パティオの湖りに部屋を配し、乾いた風を締め出すことによって辛じて快適さを保った。
パティオには緑の草木やしたたる泉が見た目にも実際にも涼しさを呼んだ。
砂漠の建物は、風を締出し、夜間の涼気を保つために重い材質が必要だった。
日干れんがは安価で耐久性があり、手に入れやすいというわけで、選ばれたのは自然の成りゆきだった。
こういったニューイングランド、ヴァージニア、サウスカロライナ、ルイジアナ、南西部の初期の住宅を見てみると、各地方ごとに、部屋を組立てて注文住宅をつくるための特に好まれた流儀があって、こうした流儀によって、めいめいの選択のおおまかな枠組ができ上った。